自分のウェブサイトやブログをカテゴリに分けタグをつけて人生や研究に役立てましょう。
フィールドのカスタマイズも容易にでき、運用も簡単でページを更新する感覚ですね
慣れるのにコツがいりますが、、、
必要インストール環境と、ブラウザ動作環境
http://www.movabletype.jp/documentation/system_requirements.html
UbuntuサーバのSynaptic パッケージ・マネージャで確認してみた。
Perl 5.8.1 以上 5.10.1 OK
apache2 2.2.14
php5 5.3.2 (現在は5.3の問題も解消されましたね)
mysql-sever-5.1 5.1.41 OK
Six Apart, LtdよりMovable Type 5をダウロードする。
http://www.sixapart.jp/
今回は性能アップしたMovable Type 5.1Beta版をダウンロードしました。
「MT-5.1rc2-ja.tar.gz」日本語版をダウンロードしました。
安定板を使用したい方はMovable Type 5.04をダウンロードします。
【準備】
サーバ側
CGI用のディレクトリを作成(/var/www/cgi-bin)
# mkdir /var/www/cgi-bin
所有者をApacheの実行ユーザーに変更
/var/www# chown USER:gruopA cgi-bin
(/var/www/cgi-binの権限をUSERユーザ gruopAグループに変更します。)
端末より管理者になり
#gedit
/etc/apache2/sites-available/default2を編集する。
【CGI部の設定】
CGIディレクトリを /usr/lib/cgi-bin/を /var/www/cgi-bin/に変更します。
ScriptAlias /cgi-bin/ /var/www/cgi-bin/ 【変 更】 <Directory "/var/www/cgi-bin"> 【変 更】 AllowOverride None Options +ExecCGI -MultiViews +SymLinksIfOwnerMatch Order allow,deny Allow from all </Directory>
# /etc/init.d/apache2 restart Apache2を再起動させる。
【CGIの動作確認】
geditで/var/www/cgi-bin/に以下の内容(3行)をファイル名 hello.cgi で作成します。
cgiの一行目にPerlへのパスを指定をしていする。
#!/usr/bin/perl 【パス指定の最後に / はつけない】
print “Content-Type :text/html\n\n”;
print “Hello!”;
/var/www/cgi-bin# chmod 755 hello.cgi
Ubuntuサーバで
http://localhost/cgi-bin/hello.cgi へアクセスして
「Hello!」と表示されればOK
Movable Type の設置
アプリケーションディレクトリ /var/www/cgi-bin/mt
スタティックディレクトリ /var/www/mt-static
ウェブサイト(ブログ用)ディレクトリ /var/www/mt
mt用のディレクトリを作成する。
# mkdir /var/www/mt
所有者をApacheの実行ユーザーに変更
# chown USER:gruopA /var/www/mt
サーバーのシステム情報の確認
「mt-check.cgi」を動作させるために「MT-5.1rc2-ja.tar.gz」のファイルを
FFFTPでサーバの/var/www/cgi-bin/へ
↑「アップロード」ボタンを押してアップロードする。
ファイル数が多く、クライアントPCでの解凍の失敗やFTPのアップロード中のトラブルを
避けるためにできるだけサーバ内で解凍します。
端末より「MT-5.1rc2-ja.tar.gz」を解凍する。
# cd /var/www/cgi-bin/
# tar xvzf MT-5.1rc2-ja.tar.gz
ディレクトリ名の変更
# mv MT-5.1rc2-ja mt (ディレクトリ名をmtに変更します。)
所有者をApacheの実行ユーザーに変更
# chown -R USER:gruopA mt
クライアントPCより FTPで「mt-check.cgi」の属性変更で755へ変更する。
アドレスhttp://ドメイン名/cgi-bin/mt/mt-check.cgi へアクセスする。
最下部に「システムのチェックを完了しました。」
「Movable Typeを利用できます。」と表示されます。
このままでもMovable Typeをインストールして利用できますが、
いくつかモジュールがインストールされていませんので適宜必要なモジュールをインストールする。
【参考サイト】
Perl モジュールのインストール方法
http://www.movabletype.jp/documentation/mt5/reference/install-perl-modules.html より抜粋
「SC440でUbuntu」 http://www.ubunchu.com/wordpress/?p=175
インストールの例
端末より管理者になり
# perl -MCPAN -e shell
Terminal does not support AddHistory.
cpan shell — CPAN exploration and modules installation (v1.7601)
ReadLine support available (try ‘install Bundle::CPAN’)
cpan> install DBI
cpan> install DBD::MySQL
cpan> quit 終了
GDのモジュールが入らない場合
synapticパッケージマネージャで「GD-」で検索して
libgd-graph-perl
libgd-graph3d-perl
libgd-graph3d-perl インストールする。
Image::Magickのモジュールが入らない場合
synapticパッケージマネージャまたは端末よりコマンドでインストールする。
# apt-get install imagemagick
# apt-get install perlmagick
DBD::SQLite2のモジュールが入らない場合
synapticパッケージマネージャで「DBD-SQLite」で検索して
libbd-sqlite2-perl
libbd-sqlite3-perl などをインストールする。
MySQLの設定
端末より管理者になる。
# mysql -u root -p
Enter password:******** 【MySQL管理者(root)パスワードを入力】
キャラクタセットを指定してデータベースを作成する。
mysql> create database mt character set utf8;
(データベース名:mt)
データベースを削除するにはDROP DATABASE データベース名;
mysql> show databases; 確認
+——————–+
| Database |
+——————–+
| information_schema |
| mt |
| mysql |
+——————–+
MySQLから接続を切断するには exit, quit を入力します。
ユーザーの作成
mysql> grant all on mt.* to mtuser@localhost identified by ‘mtpasswd’;
all (GRANT OPTION以外のすべての権限)
mt.* (データベース名.テーブル名)
mtuser@localhost (ユーザ名@localhost)
‘mtpasswd’ (’パスワード’)
ユーザーの削除
データベースを削除する前にユーザを削除する。
mysql> revoke all on mt.* from mtuser@localhost; all権限を無効にする。
mysql> drop user mtuser@localhost; ユーザを削除する。
新規インストールの準備
パーミッション (権限) の設定
クライアントPCよりFTPでファイルやディレクトリの権限を変更します。
アプリケーションディレクトリ(/var/www/cgi-bin/mt)内のスクリプト (拡張子が cgi のファイル) の権限を、
755 に設定します。
mt-staticのスタティックディレクトリを /var/www/へ移動します。
端末より管理者になり
/var/www/cgi-bin/mt# mv mt-static /var/www/
mt-static ディレクトリ内の support ディレクトリの権限を、777 に設定します。
ウェブサイト(ブログ用)ディレクトリ(/var/www/mt)の権限を、777 に設定します。
MTのインストール
ブラウザより「http://ドメイン名/cgi-bin/mt/mt.cgi」へアクセスする。
スタティックウェブパス
http://ドメイン名/mt-static
スタティックファイルパス
/var/www/mt-static
「開始」ボタンを押します。
「次へ」ボタンを押します。
データベースをMySQLで選択します。
MySQLの設定 で決めたデータベース名、ユーザ名、パスワードを入力します。
「接続テスト」ボタンを押します。
「次へ」ボタンを押します。
今回、送信メールは使用しないので
「次へ」ボタンを押します。
「次へ」ボタンを押します。
MTの管理者のアカウントを作成します。
ユーザー名とパスワードなどを入力して
「次へ」ボタンを押します。
ウェブサイトURL
http://ドメイン名/mt
ウェブサイトパス
/var/www/mt
※ここのウェブサイトURLとウェブサイトパスを間違えないように注意してください。
間違うとブログページやアイテムのパスがわからなくなり表示されません。
「インストール」ボタンを押します。
サインインします。
「新しいブログ」をクリックする。
ブログ名を入力すると自動的にURLとブログパスに文字がはいります。
「ブログの作成」ボタンを押します。
「再構築」ボタンを押して、ブログを再構築します。
サイトのURL「http://ドメイン名/mt/diary/」 へアクセスする。
詳しいブログやウェブサイトの作り方は他のサイトや書籍を見て下さいね。
インストール後、/var/www/cgi-binにある「MT-5.1rc2-ja.tar.gz」ファイルは削除しておきます。